英語はオリジナルの文章を書いて覚える!
英語はオリジナルの文章を書いて覚える!
前回の英語を書く練習をしてくださいと内容が少し被りますが、大事な事なのでまた書くことにしました。
高校生にもなると、英語のレベルが飛躍的に上がります。受験に必要な語彙数は高校受験では約2,000~2,500程ですが、約4,000語~6,000語になります。それらに加えて文法、見慣れない構文がたくさん出てきます。それらを覚えて、瞬間的に理解できるようになるには繰り返し復習し多くの英語に触れることが必要です。
その中でも私がお勧めする勉強方法は、新しく学んだ単語、熟語、構文、文法をただ意味や用法を暗記するだけではなく実際に自分の文章を作るという作業を行う勉強方法です。そうすることで、意味や用法に対する理解がぐっと深まるのです。
例えば、not so much A as B 「AというよりむしろB」(=B rather than A)のような大学入試にもよく出てくる構文があります。参考書に例えば以下のような文章が書かれているとします。
I think he is not so much a scholar as a novelist.
彼は学者というよりもむしろ小説家であると思う。
これを踏まえて、自分なりの文章を3つ作ってみましょう。
1)My father is not so much a scientist as a musician.
私の父は科学者というよりむしろ音楽家である。
2) He is not so much an artist as a philosopher.
彼は芸術家というよりもむしろ哲学者だ。
3)I watched a movie not so much to enjoy as to kill the time.
私は楽しむためというよりも時間をつぶすために映画を見た。
このようにいくつか例文を作り、自分で説明できるようになることで理解が深まり、より覚える事に繋がります。これは、構文だけでなく、単語や熟語なんにもで応用できますのでぜひ試してみてください。