Not just kicking the tire
今回はNot just kicking the tireとThe rubber meets the roadという英語の表現を紹介します。
“Not just kicking the tire” は、 直訳すると「ただタイヤを蹴っているだけではない」という意味ですが、実際は比喩表現で、 「ただの冷やかしじゃない」「本気で検討している」 というニュアンスになります。 背景として、車を買う前にタイヤを蹴って確かめる仕草がありますが、これは本格的な点検ではなく軽いチェックの象徴です。
なので、“not just kicking the tire” は
• 単なる興味本位や見学ではない
• 実際に買う/投資する/参加するつもりがある という意味でビジネスや投資の会話でよく使われます。
例: We’re not just kicking the tire here. We’re ready to make a serious offer. (こちらはただの冷やかしじゃなく、本気でオファーするつもりだ。)
“The rubber meets the road” は、直訳すると「ゴム(タイヤ)が道路に接する」という意味ですが、比喩的には 「理論や計画が、実際に試される段階になる」 「本番の行動が始まる」「成果が問われる」 というニュアンスです。 つまり、机上の計画や議論の段階を抜けて、現実の世界で実際に行動し、結果が出る局面を指します。
例: This is where the rubber meets the road. (ここからが実力が試される本番だ。)
ビジネス・プロジェクト・スポーツなどで「計画を現場で実行する瞬間」によく使われます。 ちなみに、車やバイクのタイヤが路面に接する=力が地面に伝わって進む瞬間というイメージが元です。
今回紹介した表現はYouTubeの株式投資チャンネルを英語で視聴していた時に出くわしたものになります。みなさんも自分のレベルに合った英語のリスニングをする中であれ?この表現、単語なんだろ?と思ったらぜひ調べてみてください。そうすると英語学習が楽しくなってきますよ。