Good byeの語源
1. 元々の形
中世英語で人々は別れ際に “God be with ye” と言っていました。
意味は「神があなたと共にありますように」。
これは祈りの言葉であり、日常のあいさつでもあったんです。
2. 短縮の過程
God be with ye
↓
God b’wy(発音が早口になって縮まる)
↓
Goodbye に変化
つまり、「good」+「bye」 ではなく、もともとは 宗教的な祈りの言葉 がカジュアルな別れのあいさつになったんですね。
3. 類似表現
実は今も同じルーツを持つ別れの言葉が残っています
Adieu(フランス語)=「神に委ねる」から
Adiós(スペイン語)=「a Dios(神に)」から
Adeus(ポルトガル語)=「神に委ねる」
ヨーロッパの言語では「別れ=神に委ねる」
4. 現代でのニュアンス
今の “Goodbye” は必ずしも宗教色はありません。
日常的には「じゃあね」くらいのニュアンスですが、
ややフォーマル で、ちょっと距離感を感じさせることもあります。
(カジュアルなら “Bye” や “See you” の方が多いですよね。)
まとめると:
“Goodbye” はただのあいさつではなく、もともと「神様の祝福」
今では宗教色は薄れているけど、