of 抽象名詞の役割解説
① 基本の働き:「性質・特徴」を表す(=形容詞の働き)
🔹構造
名詞 + of + 抽象名詞
この形で、「〜という性質を持つ」「〜が感じられる」といった形容詞的意味を作ります。
つまり、「of+抽象名詞」は前の名詞を**説明(修飾)**しています。
🔸例文
| 英文 | 意味 | 働き |
|---|---|---|
| a man of courage | 勇気のある男 | 「of courage」=形容詞句 |
| a woman of wisdom | 知恵のある女性 | 「of wisdom」=形容詞句 |
| a story of beauty | 美しい物語 | 「of beauty」=形容詞句 |
| a leader of vision | 洞察力のある指導者 | 「of vision」=形容詞句 |
💡つまり「of+抽象名詞」は、
“形容詞”の代わりに使える表現なんです。
🧠 ② 「of + 抽象名詞」=「形容詞」化の対応関係
| of+抽象名詞 | 対応する形容詞 | 意味 |
|---|---|---|
| of courage | courageous | 勇敢な |
| of importance | important | 重要な |
| of beauty | beautiful | 美しい |
| of intelligence | intelligent | 賢い |
| of kindness | kind | 優しい |
| of value | valuable | 価値のある |
👉 ただし、「of+抽象名詞」は形容詞より少し格調高い、
文学的・公式な響きがあります。
(普通の会話では形容詞、文語では of+抽象名詞 が好まれます)
🪶 ③ 応用:「程度」や「種類」を示す
例文:
-
a man of great wealth(非常に裕福な男)
-
a woman of high intelligence(知性の高い女性)
-
a language of great beauty(非常に美しい言語)
-
an act of kindness(親切な行為)
💡ここで使われている「great」「high」は抽象名詞を修飾して、
「どれほどの程度か」を表しています。
⚙️ ④ 抽象名詞の“of”は「〜という点で」「〜の面で」と訳せることも
英語の「of」は「所属」だけでなく、「〜という点で・〜に関して」という意味でも使えます。
-
a person of importance → 「重要性という点で重要な人」
-
a speech of power → 「力強さのある演説」
-
a book of interest → 「興味深い本」(=a book that is interesting)
つまり、
“of+抽象名詞”=“in terms of + 名詞”
のような意味で理解してもOKです。
✨ ⑤ 「of+抽象名詞」の感覚まとめ
| 用法 | 機能 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 性質・特徴 | 形容詞の代用 | a man of courage | 勇気のある男 |
| 程度 | 強調・格調高い | a woman of great wisdom | 非常に賢明な女性 |
| 面・観点 | 「〜という点で」 | a matter of importance | 重要な問題 |
| 文体 | 文語的・文学的 | a heart of love | 愛にあふれた心 |
🪞まとめ:見抜くコツ
| 見分け方 | 意味の感じ方 |
|---|---|
| “of” の後が抽象名詞 | 「〜の性質」「〜の点で」 |
| 文中で名詞を修飾している | 形容詞句と同じ |
| 訳してみて“〜な〜”で自然ならOK | 例:a man of courage → 勇敢な男 |
